昔からりんごは食べていたと思うのですが、味について特筆することが無いというか、特に気にしたことはありませんでした。ところが、ここ最近になってりんごが美味しいと特に思うようになりました。年齢を重ねて嗜好が変化したのかもしれませんが、そうと思ってりんごを見てみると、昔に比べて種類も多くなっていますし、味の幅も格段に広がっていると思います。努力を続けているりんご農家の方々には感謝しかありません。
りんごの食味
まったくの素人の舌のため味覚に絶対の自信があるわけではありませんが、食べ比べてみると、甘さと酸味、食感に違いがあることがわかります。
一口に甘さといっても、糖度を感じるようなねっとりした甘さのものもあれば、スッと抜けていくスッキリした甘さのものまで感じ方に違いがあります。酸味に関しては甘さとのバランスで決まるものなのか、酸味が強いものは甘さがスッキリで後味が良いものが多いです。食感は、シャリシャリと瑞々しいものもあれば、シャクシャクと口の中でほどけていくものなどがあります。
りんごはそのまま食べても美味しいですが、サラダに入れてもいいですし、焼きリンゴなど加熱調理しても美味しくなります。加熱した場合は、食感はやわらかくなりますが、酸味が減ってねっとりとした甘味は増します。
りんごの種類と時期
自分でスーパーに買いに行く際に、青果コーナー並んでいる馴染みのある品種としては、『サンふじ』『王林』『ジョナゴールド』などがあります。
検索してみると『JA全農りんご情報局』のサイトに詳しく掲載されていました。ここで閲覧できるりんごカレンダーによると、多くの種類があって、しかも、通年りんごを食べることが出来るようです。とはいうもののやはり秋から冬が主な旬の時期のようで、出回る種類も多くなっています。
先ほどの『サンふじ』は10月下旬ころから4月上旬頃、『王林』は11月上旬~8月上旬頃(結構長い)、『ジョナゴールド』は10月上旬~11月中旬となっています。
りんごの健康効果
英語のことわざに〈1日に1個のリンゴは医者を遠ざける〉というものがあります。りんごの健康効果を伝えたものですが、確かにりんごにはいくつかの健康効果があるようです。
- カリウム ナトリウムの排出。血圧の上昇を抑える
- ビタミンC 抗酸化作用。鉄分吸収を高める
- ポリフェノール 動脈硬化や花粉症を抑える
- 食物繊維 血糖値の上昇やコレステロールの吸収を抑える
通年通して食べられるりんごですが、この時期からは食べられる種類も増えてきます。美味しいうえに健康効果もあるので、しばらくは続けて食べたいと思います。