簿記の勉強は、3年前に配当目的で株式投資を始めようと思ったのが元々のきっかけです。勉強していくうちに段々と面白くなってきたので、だったらついでに資格取得も頑張ってみようと一昨年2級の資格試験も受けてみました。1点足らずで落ちてしまいましたが…。
なぜ簿記なのか
いくら配当が欲しいからと言って、やみくもに高配当の会社に投資はできません。投資できる軍資金は微々たるものですし、何より、幼少より40代半ばまで『銀行預金が絶対』と両親より口酸っぱく言われ、それを信じてきた身としては、長期間自分が安心できて納得のいく形で資金を投じたいからです。(もちろん株式に安全はありませんが…)
株式会社には様々な業種があります。この業種によって特色があり、同じ業種でも業績や配当には差があります。(まだ勉強中のため、詳細は省きますが)なので、せっかく株を購入するなら効率良くかつ安全に購入したいものです。そのため株式会社には様々な開示された情報があります。この開示された情報のなかで貸借対照表と損益計算書の意味が分かれば、大まかな会社の規模や経営状態が同業他社と比較でき、購入の参考になるはずです。(会社の規模に変化はないか・主業で稼げているか等々)
異業種間だと業種ごとの今後の伸びしろもわかるのではないでしょうか。いくらその時点の配当が良くても、数年で業績が悪化して配当が無くなってしまったのでは、なけなしの軍資金を投じた意味がなくなってしまいますからね。
この貸借対照表と損益計算書を学べるのが簿記です。この2つ以外にも様々な専門用語(引当金・非支配株主…etc)があり、学びを深めることでより株式会社のことがより理解できるようになっていくはずです。
簿記の勉強を楽しむ
簿記の計算は、複雑な数学の知識は必要ありません。四則演算が理解できれば、電卓を駆使して結果を出すだけなので簡単です。もっとも、その計算を導くための知識が不足していれば結果を正しく出せない訳ですが。(合格に1点足らず…)
今でも知識不足で計算間違いしまくりですが、それでも計算するのは楽しいです。問題集を見ながらニヤニヤして電卓をポチポチやっていると、なんだかできる自分になった気がしますよ。
そんな訳で、2級合格目指してこれからも楽しみながら簿記の勉強を続けていこうと思います。
※あくまで個人の感想です。素人意見ですので、興味が湧いた方は自分でも調べてみてください