独り言7◆手作りゼリー◆

最近、寒天やゼラチンを使ったゼリーを作るのにハマっています。どちらも簡単に作成できて、両者とも食感が異なるため、色々な材料で試作しています。市販のゼリーを買うよりはやや高くつきますが、様々な味を自分の好みに調整できますし、なによりイメージ通りのものが出来た際は嬉しくなりますよ。

ゼラチンと寒天

ゼラチンは動物の骨や皮に多く含まれるコラーゲンというタンパク質から作られています。「ネットリ」「ムチムチ」といった食感が特徴ですね。主成分がタンパク質のため、たんぱく質の分解酵素プロテアーゼを含んでいる果物を入れたゼリーを作る際には注意が必要なようです。

一方、寒天は食物繊維が主成分であり、「つるつる」「ぷちん」といった食感を楽しめます。ゼラチンでは難しい果物ゼリーも簡単に作ることが出来ますし、主成分が食物繊維のためかカロリー控えめに作ることが出来ます。

コーヒーゼリー

今回は、コーヒーゼリーを作ってみようと思います。材料はコーヒーと水、粉寒天もしくはゼラチンだけです。

コーヒー350㎖~400㎖を用意します。きちんとしたレシピではありませんので、そのあたりは適当です。コーヒーはインスタントの粉末でもボトルコーヒでもかまいませんが、インスタントの粉末の場合はひと手間必要になります。ボトルコーヒーは加糖でも無糖でもかまいませんが、無糖コーヒーの方が完成後の甘味の調整がしやすいです。

 〈寒天ゼリー〉

  • ボトルコーヒーからコーヒー350㎖~400㎖を鍋に移し、粉寒天4ℊを溶かしたのち沸騰させます(レンジでの調理の場合には、耐熱容器に移して600Wで3分半~4分の加熱)
  • インスタントコーヒーの場合は、水350㎖~400㎖に粉寒天4ℊを溶かして沸騰させたのちにインスタントの粉末を投入してコーヒーにします(レンジでの調理の場合には、600Wで3分半~4分の加熱)
  • 型に寒天入りコーヒーを移し、粗熱を取ったら冷蔵庫に入れて冷やします

〈ゼラチンゼリー〉

  • ボトルコーヒーからコーヒー350㎖~400㎖を鍋に移し加熱します(レンジでの調理の場合には、耐熱容器に移して600Wで2分~2分半加熱)
  • インスタントコーヒーの場合は、水350㎖~400㎖を鍋に移して沸騰させたのちにインスタントの粉末を投入してコーヒーにします(レンジでの調理の場合には、600Wで3分半~4分の加熱)
  • 加熱したコーヒーにゼラチンを6ℊ入れてダマがなくなるまでしっかりと混ぜます。なかなかダマがなくならない場合には、沸騰しない程度に少し加熱します。(レンジの場合には、600Wで1分~1分半の加熱程度)
  • 型にゼラチン入りコーヒーを移し、粗熱を取ったら冷蔵庫に入れて冷やします

冷やし固めたら、適当な大きさにカットしてそのまま食べるか、練乳をお好みの量垂らして食べると美味です。

試食してみる

寒天ゼリーのほうは思っていたより固めで、噛むときの歯を押し返すような食感がたまりません。一方ゼラチンゼリーは、ムチムチした滑らかな舌触りで、液体よりもよりコーヒー感を味わえている感じがします。

自分のゼリーは、試作中なのできちんとしたレシピではありません。ネットで調べてみると調理されている方が数多くいらっしゃるので、好みのレシピに挑戦するのもいいかもしれませんね。